「人にできて、きみだけにできないなんてことあるもんか」

ドラえもん

漫画 『ドラえもん』

この言葉は、誰かと比べて落ち込んだり、自信をなくしたりする人の心に、まっすぐ届いてくるものだと思います。

できないことがあると、自分だけ取り残されたような気持ちになることがあります。でも本当は、そんなふうに決めつける必要なんてどこにもないんです。

私もよくあります。「どーせ自分なんか」とか「なんで自分はこんなにダメなんだ」とか考えて悲しくなってイライラしちゃいます。

でもうまくいかない日があっても、遠回りに感じるときがあっても、それはあなたが「できない人間」だからじゃない。誰でも、つまずくことはあるし、思うように進めないときもある。でも、それはあなただけじゃない。みんなそういう事はある!ない人は凄すぎる人なだけ!安心してや。

「自分にも、できることがきっとある」

そう思えたとき、人はまた一歩を踏み出せます。だから、焦らなくていい。あなたのペースでいい。できないって決めつける前に、少しだけ深呼吸して、自分を信じてみてください。

できるかどうかは、他の誰かじゃなく、あなた自身が決めていけるものだから。

ゆっくりでいい!自分の人生を楽しもう!

引用元

藤子・F・不二雄『ドラえもん』第1巻「走れ!ウマタケ!」、小学館、1974年